auは大手の携帯電話会社の一つであり、その通信網はかなり広くさまざまなエリアで使えます。
ポケットwifiに関しても事業展開しており、通信量が無制限で使えるほど使い勝手のいいサービスを展開していますが、結論から言いますとauで直接契約をしてポケットwi-fiを利用することはおすすめしません。
なぜ、そう言えるのだろうかと言えるのかを今回は紹介したいと思います。
auのポケットwi-fiに関する基本的な情報
まずその前に、auのポケットwi-fiに関して基本的な情報を紹介したいと思います。
| プラン名 | モバイルルータープラン5G |
| 月額料金 | 初月から25ヵ月目までだと4,908円、それ以降だと5,458円 |
| 端末代 | 22,000円～ |
| 契約解除料 | 1,100円 |
| データ容量 | 上限なし ※1日に15GB利用したした際には、ネットワーク混雑時に通信速度を約1Mbpsに制限 |
| 最大下り通信速度 | 3.9Gbps |
| 契約期間 | 2年 |
| 支払方法 | クレジットカード・口座振替 |
現在auで提供されているプランは「モバイルルータープラン5G」だけであり、5Gによる高速通信を実現しているポケットwifiを利用できるのが特徴的です。
他の携帯大手キャリアと比べると優れているもしくはそん色ない点
au以外でもドコモやソフトバンクという大手携帯キャリアもポケットwi-fiを提供しているのですが、こちらと比べてもかなりいい点が豊富です。
どのような点がすぐれているのかについて、ここからは紹介します。
月額料金が圧倒的に安い
auは、他のキャリアに比べると圧倒的に安いという点が挙げられます。
さきほどの料金からauの場合には26か月以内だと4,908円となっていますが、ドコモの場合には7,315円、ソフトバンクの場合には5,280円と料金設定に圧倒的に差があることが窺えるでしょう。
通信速度も他と比べても悪くはなく、料金バランスがいい
auの通信速度は5Gを使っていることもあり悪くなく、下りで最速3.9Gbpsとなっています。
ドコモの場合ですと4.9Gbps、ソフトバンクの場合ですと2.4Gbpsとその差は大きくなっていますが、auの速度はそこまで悪くありません。
その上で、先ほどの料金設定を考えると、月額料金的にはauは性能と金額とのバランスの良さが目立つようになっています。
無制限でデータを利用できる
auはドコモと同様に、データを無制限で利用できるプランになっています。
データを使いすぎてしまったことにより、データ通信量がその月は遅くなってしまうことはなく、いくらでもネットを使っていける点がおすすめです。
ただし、15GB以上使ってしまうと一定の制限がかかるケースがありますが、通信制限時の速度に関しても1Mbpsとなっており、こちらもドコモと同程度でソフトバンクよりも速いようになっています。
ポケットwi-fiをauで契約しないほうがいい理由について
ここからが本題ですが、ポケットwi-fiをauにて利用しないほうがいい理由としては、いくつかあります。
早速ですが、ポケットwi-fiの契約をどうして敬遠すべきかについて紹介します。
実はauが展開しているものとほぼ同じサービスで、値段が安いところがある
実は、auが展開しているポケットwi-fiのサービス内容に関して、同じようなサービスを出している所もあるため、契約するメリットがないと言われるからです。
auよりも安く提供している所というのがWiMAXであり、ここはauと同じ回線を使っているのに安く済んでしまいます。
例えば、「UQ WiMAXギガ放題プラスS」というプランを選択すると、月額料金が初月～13ヵ月目で4,268円、14ヵ月目以降だと4,950円かかることとなります。
ですが、auの場合には初月~25ヵ月目までが4,908円、それ以降で5,458円と若干割高設定になっているのです。
また、事務手数料もauだと3,300円ほどかかってしまいますが、「Broad WiMAXギガ放題コスパDXプラン」だと事務手数料がWiFiストア限定ですが0円となっています。
その他にもこのプランだと、初月が1,397円で、1～36か月目だと3,773円と安くなっており、auで普通に契約するよりも断然お得というわけです。
しかも、これで利用開戦もプラン内容もほとんど差がないというのですから、auで直接契約するメリットはありません。
auスマホの割引の定期用除外
基本料金が高く設定されていても、スマホ割引といったようなauユーザーならつけるサービスがあるのではないかと思います。
しかし、現在展開している「モバイルルータープラン5G」に関しては、割引の適用除外となっているので利用することができません。
従来のプランなら利用できたものですが、現在では全く利用ができないこととなっているため、プランニングで安く済ませたいという方法を使えないのです。
解約方法についてもオンライン上ではできない
オンライン上で、auのポケットwi-fiを解約することができない点がネックです。
業者によってはオンライン上で解約もできますが、auでは利用することができず、解約するためには店頭に赴いて解約することを要求されます。
直接店頭に行くにしても時間に制限があるため、忙しい人ならなおのこと解約するのが難しいでしょう。
いざ必要なくなったとなった際に、なかなか解約するまでが面倒だということもあるため、解約前提で物事を考えるのなら、最初から別のところで契約をしたほうがいいと思われます。
端末の料金が異なるケースがある
auの店舗や時期によっては端末代金が異なるケースがあるそうです。
理由についてはいろいろな事がありますが、お店に行っていざ端末代金を確認したら、事前に調べた値段と違っていたケースもあります。
各サイトなどで端末代金が紹介されているのですが、それらを見ても確かに掲載されている端末代金が2万円台から3万円台とバラバラに記載されていました。
これは時期などから、端末代金に違いがあった故にこうなっているのではないかと推察されます。
ポケットwi-fiにてau回線を使うのならWiMAXがおすすめ
ここまで、auのポケットwi-fiに関してさまざまな点を紹介しましたが、先ほどからも少し紹介していますようにauの回線をポケットwi-fiで紹介するのならWiMAXをおすすめします。
なぜいいのかを詳しく説明しますので、順番に目を通してください。
プロバイダによって色々なプランがある
WiMAXはプロバイダによってそれぞれプランがあり、「Broad WiMAX」なら「ギガ放題フリープラン」、「カシモWimax」なら「縛りなしプラン」、「BIGLOBE WiMAX」なら「ギガ放題プラスプラン」などと複数のプランがあります。
それぞれ値段に関しては異なっているものの、先に紹介したauの月額料金に比べるとかなり安い値段で提供できます。
利用エリアなどもほとんど同じ
どのプロバイダもWiMAXの一プロバイダにすぎませんが、auの回線を利用しているので利用エリアも同じところを利用できます。
通信速度もほとんど変更はなく、同じものを使っているのと大きな差はなく利用できるでしょう。
通信量に関しても無制限になっている契約先もあるので、ネットのし過ぎで困ってしまったというような事態も避けることができます。
契約先によってはキャッシュバックなども受けられる
例えばカシモWiMAXの場合だと、1万円もアマゾンギフト券のキャッシュバックが現在ついていますし、端末代金も実質無料にできるようにもなっています。
また、auまたはUQモバイルとセットで利用することで、最大1,100円割引/月という形にもできますので、よりお得に利用ができるのが大きな魅力です。
「GMOとくとくBB WiMAX」の場合には、最大で4万1,000円のキャッシュバックを受けることも可能であり、auで利用するよりもよりお得に使用ができる点が大変魅力的です。
その他にも、WiMAXのプロバイダ先では様々なサービスを展開しているので、auのポケットwi-fiを利用するよりもよりお得に使用が可能なのです。
こういったキャンペーンを複数展開していることも、auで契約するよりも安く利用がしやすい一因になっています。
契約期間の縛りがないところもある
ポケットwi-fiを利用する際には契約期間の縛りが発生することもありますし、auにもそれが発生します。
しかし、WiMAXの場合にはプロバイダによって契約縛りなしでいつでも契約解除可能というところもありますので、使わなくなったらいつでも解約できるようにしたい人には大変おすすめです。
具体的には、「BIGLOBE WiMAX」「カシモWiMAX」などといったところが挙げられますので、短い期間だけ利用したい場合や、急な引っ越しや転勤があるので、長期契約をしないほうがいいという場合の方にいいでしょう。
auで契約する前に他社も検討しよう
ポケットwi-fiについて、auで契約するのもその他の大手キャリアのものと比較すると、一見悪くないような条件がそろっています。
しかし、実際にはauの回線を使っており、同じような契約内容にも拘らず、もっと料金が安く利用できるところがありますので、auで契約する前に別のところでいいところはないかを検討しましょう。
特におすすめしたいのがWiMAXを利用することであり、キャッシュバックキャンペーンの利用ができることで、より安い値段でポケットwi-fiを利用できるので、こちらを選択することがおすすめです。
その他にも、解約縛りがないなど有為な条件が豊富なので、是非利用を検討してみてください。